会社に来たら社内報がおいてあるんですよ。マシン立ち上げのあいだにパラパラと。
社内報の内容って外に出しちゃまずい?じゃ、やめ。

全然関係ないですが、以前読んだ営業マン向けのサイトに、営業の人が顧客のプライベートに土足でずかずか踏み込んでいく描写が良い例として取り上げられてるんですよ。もうげんなり。世間話をするのが心と心のリレーション云々とか言って。途中で投げ出しましたが。こういった手法を真に受けて全社員に浸透させようという会社がもし存在したら、私は距離をおきますね。
考えてみてくださいよ。自分の趣味が仕事の潤滑油になるまでに相手を教育する労力を。別にオタ趣味に関わらないですよ。よく聴く音楽とか、カコイイと思う芸能人とかでも、まず話が合いませんから。仮にばっちり知識の合う人間がいても、職場でしたい会話じゃないし。つうか、そもそも職場で自分のプライベートをカミングアウトしたいさせたいという発想がわからん。「健康は共通の関心ごとですから」とかかいてあったけど、私がクライアントで、話の枕にとりあえず健康の話をもってきたら追い出しますね。とはいかなくても露骨に嫌な顔をする予感。

昔、なんたらコミュニケーション研修の休憩時間のこと。講師と同期の人が自己啓発セミナーについて熱く語ってるんですよ。会社が営業のコンサルタントとして大金払ってる相手と、将来の屋台柱になるであろうプロジェクトの営業。あとね、みんなで幸せになりましょうとか逝っちゃってる人とか、それをグループ作業のコンセプトにしようとする人とか。なんかもう、この会社だめぽ。そういう人間達が張り切ってる研修に泊りがけで1週間もいたらそりゃ発狂しますよ。
価値を創る集団の宣教専門の人たちに一晩囲まれたこともありましたが、それ以上の精神攻撃でしたね。
ってなことを昔も書いた気がする。
自己啓発セミナーにたいする私の色眼鏡は、適当にぐぐってみればでてくると思うんで、そっち参照。色眼鏡のきっかけが赤旗の連載って時点でかなり思想洗脳されてる気もしますが。

今年度も頑張りましょうの式典でプロジェクトXとか見てるの。あれって、プロジェクトの破綻を体力と精神論で乗り切ったり、見通しの悪いプロジェクトを趣味で押し通して、運良く成功したりしたお話でしょ。マネージャーレベルな人が経営のお手本にするなんて最悪ですよ。

あー、もう、なんだろね朝っぱらから、この会社は。社員のやる気を削ぐすべに長けてますよ。
あ、社内報とは関係ないし、研修とか式典の話はフィクションですよ。

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