教育テレビつけっぱ

現代の教育問題についての討論。
曰く。インターネットやゲームや携帯電話のせいにする人がいるけど、それは違う。もちろんそれらも影響してる部分はあるけど、よく言われてるような所は本質ではない。少年の凶悪犯罪増えているというけど、きちんと統計を読み解けばそんなことはない。最近の子供たちがわからないといわれてるけど、新人類といわれた世代も全く同じ論調で評された。そういうポイントのずれたわかりやすい批判に飛びついて、実際の子供たちが見えなくなってる教師や学者やマスコミに大きな問題がある。等々。理論実践双方から興味深い掘り下げが。
でも、この番組の真のポイントは別でした。テーマはべつにどうでもいいのですよ。なかに、1人厄介な人がいてそれを楽しむ番組でした。
今批判されたばっかりの、旧態依然とした、いわば「ゲーム脳(゜A゜)イクナイ」の視点から一歩も出ない人がいたのです。今さっき批判されたばっかりの理論を展開。ゲーム駄目、携帯駄目。最近の子供は昔に比べて異常。それを補強するため、結論ありきの調査結果を提示。
つっこみ所満載。でもテレビに突っ込むしかない。イライラ。むしろ、いっしょに見てる人間とゲラゲラ笑ってましたけどね。
でも、一番イライラしてるのは、他の参加者でした。いっそ指差して、オマエ馬鹿だろう。とか、いってやりたい雰囲気満載。
ちなみにこの人の主張のひとつ。コミュニケーションのうち、影響力の割合は、言葉1割トーン2割態度や表情7割。なので、ネットや携帯は良くないと。他の人の表情読めない人がそんな主張してもなー。
ちなみにこの人、他の人の主張にも適度に相槌打っていたので、単に人の話を聞かないだけのひとらしい。で、本職はカウンセラーだとか。この人のカウンセリングを受ける人がかわいそうですよ。