涼宮ハルヒの憂鬱 アニメ1話

原作村の人間のいいたいことはわかる。下手な自主制作映画を再現したという観点で見れば素晴らしい出来なのはわかる。このお話はとてもイレギュラーなのでちゃんと評価したいなら次週以降をみてから、と言いたいのも良くわかる。
でもね、原作未読者としてはこのうえなく不快だったわけで。

舞乙でも書いたけど、事前情報を持った人間が楽しめるアニメは、その他の人間にとってはつまらんのだなーと。
http://d.hatena.ne.jp/moonphase/20060406#p3

ハルヒ1話目を観て新井輝さんがmixiで考察されていたんですが、
＞以前は原作付きアニメというのは販促の意味合いが強く
＞間口を広げるために（ファンからすると信じられない）設定改変などがあったが、
＞今の原作付きアニメは普通のファンをより熱心なファンにする、
＞つまり600円くらいの文庫なら買うというファンを、
＞6000円くらいのDVDを買うファンに「強化」するために
＞ファン以外にはちっとも優しくない作品を作るというところまできている。
＞というようなことを言われていてなるほどなぁと思いました。
＞その観点からすると、ハルヒ第1話は原作ファンを9割9分惹きつけたであろう大傑作ですね（笑