馬鹿映画を見に行こう企画
まぁ、馬鹿映画ってほどのものではなくちょっと残念。
冒頭、主人公がアメリカから軍人の父を頼って日本に逃げてくる。
ウサギ小屋に呆然。
真夏の太陽に照らされて、フェンスの向こうのだだっぴろい庭で涼んでいる米軍家族の家を見ながら警備員のバイトをした記憶が蘇り激怒。まぁいい。
朝起きて詰襟着て登校。ここ多分笑うところ。昔見た、諸星あたるのコスプレ外人を連想した。しかし、日本の高校生に混じるととても同い年には見えないですね。ってかすごい勢いでおっさん臭ささが。
いろいろあって放課後。日本の改造車陳列。せっかくだからコミケ駐車場にありそうなイタ車とかもおいておけば笑ったのに。
土屋圭一が釣りしてたりとか色々あって、クライマックスに峠攻め。
各所から携帯で中継ってのが日本らしいとでも思ったんかなー。ヤクザの親分、誰も状況報告してくれないんで目の前に車現れるまで何が起こってるんだかわかんなかったんじゃね?携帯の画面覗き込んで盛り上がってる連中の様子見て察するくらいしか。
しかしボコボコぶつけまくるし潰しあうし。なんだかねぇ。日本人が撮ったらこんなぶつけあいレースじゃなかろうと思うのは、イニDの影響ですかね。

あと、個人的に一番笑ったところはとりあえずここには書かない。
ワイルドスピードX3がどこでやってるかなー、と渋谷で上映中の映画一覧を見てたら、すごい気になる映画が。
徳川埋蔵金てあんた。すごく気になるじゃないですか。お涙頂戴ハリウッドより10倍心ウキウキですよ。
http://wireworks.jp/maizokin/index.html

場所は渋谷の外れ。映画館というよりは一見普通のマンション。上映会場の2階に行くと無人で、映画見る人は下のギャラリーみたいなところで受付してくれという旨の貼紙。階下に受付のお兄さん呼びに行って、再度2階に上がってチケット購入整理券配布。

併設のカフェとかギャラリーとかも非常に手作り風味というかなんというか。上映作品も自主制作メインぽくて、なんだか渋谷よりも下北沢とかそんな感じ。

いよいよ開場
「整理番号1番から3番までの方」
ちょ、整理券の意味ねー。最終的に観客は4人かな?
キャパは40人くらいかなー。適当に椅子をかき集めたのか、椅子の種類ばらばら。すごい手作り感あふれる映画館。

内容。
赤木山麓一体の地主水野家3代目当主の埋蔵金発掘にかける執念。
初代は江戸幕府最後の勘定奉行の部下で、勘定奉行死の間際に埋蔵金発掘を命ぜられて一帯の土地を購入ですから、糸井重里なんかに比べればよっぽど由緒正しいですね。
あるときは仲間と掘り、あるときは1人で掘り、あるときは他の発掘者があらわれ。
過去の文献から定めたポイントは、理論専門の仲間の意見と一致。最終的な発掘地点を特定するためにレーダーまで用いて調査を実施。3代120年続いた発掘に終止符は打たれるのか。

おまけ。上記サイトで埋蔵金発掘に参加できるようです
徳川埋蔵金掘り3代目 水野智之氏の家業の看板制作・埋蔵金掘りを手伝え

る方を若干名募集しております。

住み込みで撮影した 当映画監督 の修行を体験してみませんか?

【勤務地】群馬県赤城村

【内容】看板制作

【給与】ほぼボランティアです。

【待遇】住み込み可。
     水野氏の哲学・生き方講義、埋蔵金掘り可能。

Ecole(エコール)

2006年9月18日 映画
そうそう、地雷映画を人に勧めようキャンペーンで思い出した。
地雷かどうかわかんないけど、ちょっと人に言うのが憚れる映画。どう憚れるかは秘密。
http://ecole-movie.jp/index01.html
ちょっと怖い感じの雰囲気映画で興味あるんだけど、公開してしばらくは勘違いしたキモオタが大挙してる可能性があるので、忘れたころにこっそり行くか。