レビューで映画批評を選択しても、今上映中の映画のレビューをかけないのはいかがなものかと。
「俺が生きている限りこのみ[このみこのこのみ]なとはお前達に渡[わたしはしはしないぞわた]しはしないぞ」
「ヘヘヘヘヘそりゃ[そりゃそりゃそりゃそりゃそりゃそりゃ]そうだお前は死にはしない壊されるだけだからな」
「何[何、何、何]！？」
くらいの印象(出典:MAD TAPE 参考文献 http://boat.zero.ad.jp/~zbk20345/mad/nmad01b.htm)しか無かったので、TV版がどうとかそういうことはかんがえていません。往年のファンはどう感じたんでしょうか。
ということで行ってきました。きゃしゃーん。
ウルトラQとか、古いゴジラとか、あのへんの古臭くうさんくさい科学設備が好きな人にとってはたまりませんな。世界観的にはゴリゴリとスチームパンクっぽい感じとか。
CGも、古臭さを前面に押し出した最新CGっぽい感じで。
エフェクト使いすぎで見難いってのは我慢の方向で。
ストーリーは、まぁ、適当にネタバレレビューでも探してください。
個人的には、東博士と内藤がよいなー。
内藤は終盤情けない死に方すると予想してましたが、ラストも結構好きでしたよ。
東博士は、一部の人に向けていうなら、ツラヒデ。うわー。
冒頭の、軍人志願の息子に対する「おまえは戦争のことなど何もわかってはおらん」ってセリフ、普通にスルーしたけど、後で考えると酷いセリフですよ。そりゃ反対するよなー。
上条中佐のアジ演説、ごく最近リアルのどこかでよく似た内容を耳にしたような記憶がありますが、フィクションだし、実際の国家元首があんなこというなどとはありえないので気のせいです。
だいたい3部構成なかんじ？
1部：妄想科学SF、2部：特撮アクション、3部まとめ＆主張とかいろいろ詰め込み。
3部っていうかラストは、ねぇ、まぁいいや。封神台？
劇中ほとんど解説の無かった機械軍団について妄想。
TV版の大活躍で、守り神として神格化までされたキャシャーン。一方アンドロ軍団のとある基地の兵器は使われること無くアジアのどこかで眠りにつく。
それから すごい 年月
そして映画版ストーリーへ。
適当に思いついただけですが。
今年のいまんところの傾向。イノセンス、アップルシード、キャシャーン。
人が作った人に似た人でない何かに対するイロイロとかそんな感じのが流行りですか？
あと、予告編が本編とあってないのも流行りですか？
「それはいのち」「もうひとつの美女と野獣」「たった一つの命を捨てて生まれ変わった不死身のからだ。鉄の悪魔をたたいて砕く。キャシャーンがやらねば誰がやる。」
このぶんだと、ハットリ君は肝臓以外は機械でしかも忍法が使えないとか、ハウルの城は人型で実は動かないとか、KILLBILL2の敵はBILLゲイツでロボットのOSを開発する話とか、クレヨンしんちゃんは実はクレヨン製ゴーレムで東京在住とか、そんな感じの映画がふえそうな予感(嘘)
